【名前】西園寺 るーらん

【年齢】15

【性別】女

【所属】スカベンジャー無所属/犯罪者

【容姿】赤紫の髪色をした角のような形を左右で作り、三つ編みを左右にリングのようにしている。前髪はシースルーで降ろしていて、もみあげは首くらいまで、星型のヘアピンと小さな王冠を被っていて、ハート型のロリータなアイパッチをつけており、瞳の色はショッキングピンク、瞳にハートがついている。右頬にバーコードのタトゥーがある。顔つきは童顔で少女のような顔。目は大きく鼻が小さく小顔で身長は154cm 服装はアイドルの衣装みたいなフリフリのやつに赤の上着
靴はゴスロリな厚底靴で白のニーハイをつけている。体型はロリ巨乳大体Eぐらい。足は細くクビレもちゃんとあり締まっている

【性格】
普段は、アイドルのようにキラキラした性格、可愛いもの、綺麗なもの、映えなもの、バズりそうなものがなんでも好きで、歌うのと踊るのがとても好きな元気はつらつな子、女子力もあり、周りに対して優しく全ての人に好きを伝える。本性は他人に興味がなく関心もしない、愛も分からないため愛し方も愛され方も分からない。なんなら自分にしか興味無いし自分以外は可愛くない、不細工なもの汚いもの、綺麗じゃないものは全て死ねばいいし消えてしまえばいいと思う。自分が世界一可愛くて自分が1番魅力的、それ以外は虫と変わらないと思っている。ゆえに、他人に嫉妬もしないし何の感情も持てない。抱くのは邪魔か鬱陶しいか死んで欲しい。その気持ちで相手を殺したりする。ルッキズムの塊故に、見た目いい人にしか優しくない。とはいえそこまで違いはなく口が悪くなるかそうじゃないかだけ。彼女の考えは、だって、私以外みんなモブキャラじゃん？
一人称、私もしくはあたし。二人称、ちゃん付け、君たち、お前、てめぇ
好きな物可愛いもの、自分、綺麗なもの、甘いもの
嫌いなものそれ以外

【得物】
大剣I HATE YOU ♡
黒とピンクの巨大な全長4メートルの大剣。見た目は刃が太く持ち手が細いよく見るヤツ。それに、クマやリボンの柄が持ち手や刃の部分に描かれている
スーパーブラックホーク10.5インチ
護身用で闇市で買ったやつ
s＆wコンバットマグナム4インチ
同じく闇市

【魔道具】
「ヒプノシスクライシス」
銀色のドクロを形した指輪で、目に赤いルビーが埋め込まれており。踊る、歌うの2つのうち1つをすることで対象の人物を操ることができる。意識に入り込み思い通りに書き換える、周りの人物に対する気持ちを変える。性格の悪い所を治す、いい所を悪化させる。欲を増幅させるなど他にもたくさんの幅広い活用ができる。使われた相手は暗示をかけている時は意識がないがかけ終わると意識が戻る。しかし、かけられた暗示はそれが当たり前のように思うため言う通りに行動してしまう。そして、暗示をかけられた人物は術者の言葉に従ってしまう。デメリットとして、1人にしか使えない。複数人いるうちの1人、違う人物に使いたいなら暗示を仕込んだ人物をとかなければならない。そして、魔道具の力を使って踊ると疲労がすごいため、その後激しい行動は出来なくなる。
精神操作をされたい、もしくはされてもいいのなら絶対効く。背後さんがかかってもいいけど100パーセント効くのはちょっと……って場合と、戦闘の時はダイスロールで成功か失敗かを決めます。1d100を相手に振って貰い。50以下は絶対回避。50以上は100に近づくにつれて成功率が上がります。50に近い数字、51から60は、意識を持ってかれそうになるくらいですぐに回避できます。61から70は、暗示は仕込めないけど眠らせてしまいます。71から80は暗示をすり込めますがずっとでは無い。複雑な暗示はかけられません。81から90は複雑な暗示は仕込めますがずっと続かず、だんだん覚めてきます。91から100は完全にかかります

【過去】
孤児で常に独りだった。親はいないし知らない。だけれど、周囲の人たちから可愛いと言われ、男女関わらず皆が彼女に惚れて優しくするためそれが普通に思えてしまった。いつしか、彼女は自分の見た目を利用して悪事を働くようになり気がつけば周りはみんな駒としか思えなくなった

【SV】
「はーい！るーらんだよ！みんなー！今日も可愛い私のために来てくれてありがとー！」
「私より可愛くないやつが偉そうなこと言わないでくれる？きもいからさ？」
「奴隷のくせに……とっとと死ねばいいのに」
「くっさあ、きもすぎ〜！生きてる価値ないよ？早く死ねば？」
「私はあ、みんなのこと愛してるよー！！」
「きゃ！また来てくれたのー？次も来てくれたらキスしてあげるね！」

【その他】
地下アイドルをしながら、詐欺と殺人をしている厄介者。狙われるのはホームレスや、老人や、ブサイクと思われた人たちのため数えればかなりの人数になる。るーらんは本名である
アイドルとしての源氏名は「月神ルナ」

【名前】西園寺 きゃろる

【年齢】25

【性別】女

【所属】スカベンジャー/無所属

【容姿】
白髪のふわふわした触り心地のいいうさぎの毛みたいな髪をおしりまで伸ばしている。右目の方に前髪を流して右目を隠すようになっていて、もみあげが垂れたうさ耳みたいに外に跳ねている。黒い布で右目を隠していて、左目は暗い紺色の瞳に黒いハートに槍が突き刺さったような模様がある。顔つきは、るーらんと違い。妖艶で大人のお姉さんみたいな顔つき。彫りが深いため、外国人のようにも見える。目は綺麗で程よい大きさ。鼻は長く筋もあり、高い。口はプルっとしている。顔は逆三角形。容姿端麗である。耳に花札のようなピアスに、白のサブカル系なハイネックパーカー。下は、白のレギンスで縦に水色の線が真ん中に入っている。靴はサイバーパンクな厚底ブーツ。身長は175cm。体型は妹と違い、高身長なセクシーボディでおしりとむねが出っ張ってるくせにウエストは細い。普段はパーカーで隠れてる。ちなみにブラのサイズはF 妹とは違い頭に小さなクラウンを乗せている

【性格】
テレビのアナウンサーのような態度を取る。常に満面な笑みをその顔に湛えており、一般的に紳士的且つ折り目正しい姿勢で他人と接する事が殆ど。笑顔の理由は彼曰く、笑顔こそ優越の象徴であり同時にそこに支配的な力があると信じているからで、怒りや困惑の表情を見せる者を弱いとみなすらしく、基本的に好き勝手に振る舞う。しかし無謀ではない。また、妹とは違ってルッキズムは無いが、アセクシャルなため、他人に恋愛感情や性欲を抱かない。そして、他人に欲情されても笑いながら、すぐに拒否する。だが、ナルシストなところは通じており妹ほどでは無いがそれなりにナルシストらしい。ここだけの説明で問題点は無いと思う？
本性は、人を殺してる様や泣いてる様子や叫んでる様子を中継して、実況する。さらに、極度のサディスティックで相手を殴ることに対して一方的な喜びを得る。他人に容赦がなく。どんなに親しい間柄でも関係なく殺しにくる。殺人マシーンな一面がある。争いをし合う今の人間にしか罪を償うことができるのであって死んでからは悪人なら一生そのままだという考え、また危険な瞬間や死ぬ瞬間には激しくドキドキしてむしろ、テンションが上がり笑い出すという怖い一面もある。また、彼女は先天性無痛無汗症。生まれつき痛みや暑さや冷たさを感じずにいる。さらに、汗をかかない。そのため、腕を折られても、爆発に巻き込まれても平気なのだ。体のダメージに気づかないためだ。
【一人称】ワタクシもしくは私 【二人称】君もしくは君付け

【得物】
二丁拳銃
護身用で扱う。片方は、ベレッタM70 片方は、インベルM911
破滅速報！パールレイピア
細く長くしなやかな純白のレイピア。持ち手にホワイトパールが装飾されている。刃は白銀
【魔道具】
「WORST‪【‪✕‬】COMMENTATOR」
1930年代ぐらいのレトロなマイクにマイクスタンドがくっついており、杖のような見た目をしている。色は白と黒色でマイクの周りに天使の羽がついている。使用する際は、口元へマイクを近づける。効果は、特殊な音の波長で、方向をぐちゃぐちゃにする。というもので、例えば彼女が声をマイクに当てて出せば真っ直ぐこちらへ飛んでくるものは方向がぐちゃぐちゃになり真っ直ぐ飛んでこなかったり、攻撃が違う方向へいったり、向かおうとしたら変な方向に向かって歩いたりする。だが、規則性は一つだけあり、それは【彼女に来るものを全て違う方向へ変える】明らかな目的意識がありこちらへ来るものを遠くへやったり、攻撃を全て違う方向へと変える。背後から狙おうとしたら違う人の背後に立ってたりと奇々怪々なことになる。だが、発動中はずっと喋ってないといけないため喋るのをやめれば効果は切れる。ほんの少しの息継ぎだけでもわかればすぐに迎えるだろう。また、範囲は半径500メートルまでなら方向をぐしゃぐしゃにできる。規則性はなく。単純な上下左右が反転もあれば、まったく関係ない方向へ飛んでったりもする。また、まっすぐ違う方向へ飛ぶ訳ではなく蛇行を繰り返して向かう

【過去】
るーらんとは腹違いの妹であり、るーらんと同じく一人で赤ん坊の頃捨てられていた。しかし、唯一彼女がるーらんと違うとするのなら彼女は施設ではなく。拾われた、拾われたところは有名なコメディアンの夫とアナウンサーの嫁の所で幼い頃からテレビに出たり、テレビ関係の仕事やアナウンサー、ラジオDJ、実況者を見てきたためノウハウはかなりある。だが、家族は、幸せではなかった。なぜなら、母も父も一緒にいることがなかったから引き取られたのもネタの為だったのだ。それを知っていた彼女は己の力で親を殺した。

【SV】
「はーい！みなさーん？今宵も素敵なショーへようこそ！実況はワタクシ、キャロリン・デスデイがお送り致します！」
「やはり、リアリティ！トラブル！これこそエンターテインメント！ふふふ、こんなに面白おかしく笑えたのは親の肉でハンバーグを作ってる時以来だよ！」
「あー、あー、マイクテス？マイクテス？聞こえるかな？？」
「妹は確かにいるとも！私のマイシスターは可愛いのだよ！フフフフフフフ」

【その他】
るーらんとは過去に面識があり一緒に住んでは無いがちょこちょこ泊まり泊まるを繰り返している。
普段は、アナウンサー。裏では事故や、争いや、死ぬ様子を中継する。通り名は「キャロリン・デスデイ」
多くの犯罪者や民間人を巻き込んだ大事故を起こした張本人
妹より可愛いのでは？と噂されている
体が柔軟で軽いためすばしっこい
妹いわく「クソ姉貴は、ビジュいい癖に中身がゴミ。願わくば死んで欲しい」らしいが仲はいい

【名前】大空體門
【年齢】25
【性別】男
【所属】なし（スカベンジャー）
【容姿】
灰色の髪を後で一つに束ね、少しだけ前に流している。糸目だが目が開かない訳では無い。一見は黄色で瞳孔は細長くヘビのよう。180センチと高身長だが、ヒールブーツを履いているので190くらいはある。スーツのストレッチパンツ、長袖シャツに手袋をつけている。何故か左手首にのみ手用の拘束ベルトを巻き付けている
【性格】温厚で泣きやすい。他者をほっておけない質
【得物】
［火之大蛇（ヒノオロチ）］蛇腹剣でありムチのようにしなったり、伸びて相手を巻き付けたりと変幻自在の動きが出来る。内部に発火性の粉塵を仕込んでおり炎と共に斬りつける。
［無我（ナーガ）］
改造銃。人体の中で発火、炸裂する特殊弾を打ち込めるようにした體門専用のカスタム
【魔道具】
［虹蛇神（ニジカガチ）］
左眼に埋め込んだ虹色のビー玉サイズの宝玉で視力は生きている。光を屈折、気圧の操作、湿度酸素のコントロールを自身を中心とした半径500mに及ぼす。そうして虹を作り出し、非実態の虹を操って攻撃、拘束に利用できる。この正体は虹を作り出す環境を作る際に生まれた副次的部分を利用したものであり、虹そのものには力はない。
【過去】
一文字をスカウトした人物に同様にスカウトされた、旧東京出身の傭兵。といっても、旧東京がくり抜かれる前に海外にいたため何を逃れたようだ。體門は頭がキレ、サイバー攻撃も得意とするうえ格闘術も会得しているため戦闘力が高く、一文字とタッグを組んでいた頃は二人にこなせない任務は無く、機動隊員内でも名コンビとして語られていた。だがある日、恩人である上官を殺し、その罪を一文字になすりつけて失踪。今も姿は誰も見ていない、、、
【SV】
「僕は面倒事は苦手でね、下手な事はしたくないんだよ」
「大丈夫かい？僕で良かったら力になるよ。遠慮しなくていいさ、僕らもう友達だろ？」
「いっぱい悩めばいいさ。その末の答え程、君の力になってくれる味方はいないさ」
【その他】
元対策委員会所属の機動隊員。今はスカベンジャーとして裏の世界で暗躍している。それは裏の社会の人間でも噂程度で、本人に会ったという人間はごく少数だ。

【名前】薬師
【年齢】36
【性別】女
【所属】対策委員会
【容姿】
白いショートヘアーで前髪の右横だけ一部伸ばしている。目は茶色、整った顔立ちで左目の下に黒子がある。
182cmと長身で身体は細いが筋肉で全身バキバキ、胸はc程
【性格】
温厚、慈悲深く笑いが絶えない。学生時代は保育士を目指したいた事もあり子供や後輩が好き。だが一度キレると誰も手がつけられない。
【得物】
ハンドガン・ナイフ・ワイヤーフック
仕込みナイフ（クツ、時計等）
【魔道具】
タケミカヅチ
形状は明王が持つ金剛杵と呼ばれる仏教にある武具と似ている。能力は［電気操作］。電気、雷ならば発生、鎮静、操作が可能。電気は身に纏う事も可能で、チャージして保持しておくことも出来る。
【過去】
旧東京の事件、その難を逃れていた内の一人。夢を諦め、取り残されている人達の為に対策委員会に入り、人望の厚さ、戦闘能力の高さもあって世界各地で人員のスカウト等を行っていた。一文字、大空もその内の一人で彼女の直接の部下となっている。
しかしある日、彼女は一文字によって殺された。と、世間ではそうなっている。誰が彼女を殺したのか、何故そうなってしまったのか、それは、一文字しか知らない。
【SV】
「私は出来ることをやるだけ。それでも足りないって事が多い、その時は貴方が私を助けて？代わりに、私も貴方を助けるから」
「はいはい、お話はおしまい。これからランチに行きましょ？」
「、、、焼かれたいならそう言って。遠慮なく焼いてあげる」
【その他】
※薬師は既に死んでおり過去の人間です。対策委員会の中でも人当たりがよく、彼女と関わりを持つ人も多数いた。5年前の時間軸ということでのみ、回想というシチュで彼女と出逢えます。

【名前】万事槇乃 ﾊﾞﾝｼﾞ ﾏｷﾉ
【年齢】34【性別】男
【所属】スカベンジャー : M.A.D.
【容姿】94cm、40㎏(義足含めると174㎝、58㎏)
非常に不健康な印象を与える痩せぎすの体躯をしている。冷たく世界を俯瞰するつり目の眼は光を通さない漆黒で、どうにもならないような隈が住みついていた。髪は短く、項やもみあげは刈り込まれており、目を刺すような鮮やかな黄緑色をしている。乱雑に紫のメッシュも入っており大変派手。やや太眉。同様に派手だ。左耳にのみイエローストーンの小ぶりなピアスを付けている。
視線を下に向けると、薄い胴体の下が義肢で補われていることに気付くだろう。股下の僅かな肉を除いて脚の大部分を失っている為、金属製の義足を着用している。両脚合わせて18kgあり、中は駆動に必要なバッテリーや電子機器がしまい込まれている。たまに中からチョコレートが出てくる。電動式でも、当人の筋量が乏しいために、歩いたり走ったりは極端に遅い。
服装はスポーツショートパンツに黒いシャツ、埃っぽい黒の作業着を羽織って腕まくりをしていることが多い。作業着の側面は鮫のエラのような模様がある。肘下まである分厚い革手袋はマストアイテムで、睡眠時以外は常に着用している。手袋であればなんでもよく、状況により様々なものを使用する。
その他、適宜その場に応じて車椅子を利用する。

【性格】唯我独尊。暴虐無人。虚空。
見上げられているのに見下されている。
優位に立っているはずなのに不安が付きまとう。見知らぬ人が対峙した場合は。
何もなければ物静かで理知的、興味を惹かれるものを目にすると暴走機関車が如く止まれない脳筋という二面性を持つ。ある程度付き合いを続けていくと、本人は理知的な大人というものに大いに憧れているので、そうであるように振舞っている…いるものの、出来ていない…ということがわかるだろう。曲がりなりにも男であるもの、人前ではかっこよくありたいのだ。
本質的には随分子供っぽく、沸点も低く、すぐ精神面に来るタイプ。内心褒められると舞い上がるし、怒られるとめちゃくちゃしょげている。
流石に、感情が逐一外に出るほどではないが。

子供っぽいので、人の好みも食の好みもハッキリしている。

年上が好きだ。尊敬出来る年上の人間の目の前だと、借りてきた猫のように大人しくなる。
同時に未成年、年下も好きだ。無意識下で庇護対象として捉えているため、無茶をしているとどうしてもお節介を焼きたくなってしまう。
苦手な人は自分に似ている人、グイグイ来る人。自己嫌悪の交じる忌避感を覚えている。

味覚も随分と子供だ。生クリームとアイス、ジャンクフードが何より好き。飲み物ならコーラを選ぶ徹底ぶりだ。
一転、辛いものは永劫苦手。

思想はかなり危険。政府にとってはという話である。魔道具を扱い、作り出し、キメラすることが彼の趣味であり仕事である。怪しげな物体を魔道具に作り替えたり、既存の魔道具を改善(ときに改悪)することに関する技能は群を抜いている。その上で、効果の程を知るために後先考えず使用する、人体実験を厭わないなど、魔道具に関してはやや無謀な行為をしがち。
その他の趣味としては、某幼児向けフロッキー人形を形良く並べることが好き…ということだ。本人は否定している。

狂っている。
1度懐に入れた存在、即ちM.A.D.の構成員や、家族や、愛する人。
これらの存在に何をされても構わない。
なにを頼まれても承諾し、どう害されても許す。
ただ『与え･許し･受け止める』だけの無尽蔵の濁流。
結局のところ、男にはこれだけだ。
束の間の安息は得た。僅かな安らぎがここにある。
“M.A.D.”と“家族”。これら2つがある限り男は平穏だろう。どちらか1つでも崩れた時は……。

【得物】
15発装填の自動拳銃

【魔道具】
“溶接工手”
彼の腕そのもの。もしくは男の手のひらの内側にある小さな円盤がそれだ。
魔道具としての効力は至極単純、『手のひらがめちゃくちゃ熱くなる』だけである。単純な分出力調整が聞くのか、ほんのり温かさを感じる程度から金属をも溶かす灼熱まで楽々調整可能。
副次効果として身体そのものに高熱への耐性を有する。
ただ、手を灼熱にしておいて平気かと言うと全然そんなことはないので、年がら年中セルフ熱中症気味。
手袋を常に身に付けているのは魔道具をセーブするため…と言ってもどこにでもある手袋で制御できるようなものではないので、『手袋をしている時は使わないようにする』という心構え的なものと捉えていい。
しかも、何故この円盤を手に埋めたら腕がこんなことになってしまったのか、本人も何一つわかっていない。若気の至りが生み出した、ある意味オンリーワンの魔道具と言える。

“250”
10センチ四方の小さなジュエリーケース。
黒を基調としており、縁や脚は鈍い銀の装飾が施されている。
この魔道具は開け方によってその中身を変える。
①蓋をそのまま開けた場合
ジュエリーケースは本来の用途であるアクセサリーを入れる箱として機能する。内部は黒いベルベット生地が使用されている。
②蓋を右に90度回転させて開けた場合
ジュエリーケースの中身は『少し欠けた人間の腎臓』のようなものに変化している。取り外しは不可。
この状態のジュエリーケースは使用時に白い光を発生させ、光を浴びた対象者の『魔道具によって人体に蓄積した悪性情報を吸収する効果』がある。
吸収できる悪性情報は様々であるが、付与されることを察知しても事前に吸収することは出来ない。つまり、魔道具のデメリットとして気絶したり欠損したりする場合はどうしようもない。火傷や低体温症･貧血･精神的な負荷などは吸収できる。
また、植物状態になる･全身のやけど等の大きすぎる悪性情報は完全には吸収できず、1d70+30%の吸収となる。
吸収した悪性情報は魔道具の中に保管される。同時に10個まで保管でき、それ以上保管する場合いずれかを③によって破棄する必要がある。
③蓋を左に90度回転させて開けた場合
ジュエリーケースの中身はケースギリギリのサイズの『バフトップカットが施されたフィータスストーン』に変化している。取り外しは不可。
この状態のジュエリーケースは使用時に黒い光を発生させ、光を浴びた対象物に『②によって吸収した悪性情報を付与させる効果』がある。付与できる対象は人である必要はなく、動物･植物･無機物等なんでも構わない。ただし、付与しても変化が得られない物には付与することが出来ない。
〇例 : コンクリートに火傷付与→コンクリートは擬似的に火傷し耐久度が下がる
×例 : コンクリートに精神汚染付与→コンクリートに思考は存在しないため付与できない

②及び③は所有者と対象の距離が10メートル以内であるものとする。

【過去】
恐ろしい。彼は何より怪異が恐ろしい。無二の親友を怪異に喰われ失ったことが、彼を正義に駆り立て、M.A.D.に入るきっかけを作った。
同じ怪異によって足を失い、正義への手段をなくし、心を歪ませ、外法を犯すようになっても、本質は変わらない。
魔道具に依存と呼べる執着を見せながら、彼の奥底には『怪異が原因で悲しむ人を増やしたくない』という想いが燻っている。本人すら、そんなものもうないと思っているけれど。
尚、彼に前々回…所謂『1度死んだ』という記憶はない。小さな違和感を抱えてこそあれ、彼は今世を地続きのものとして認識している。

【SV】
｢私は確かに魔道具を持つ。……しかしそれは問題か？お前は不満なのか？私の持ちうる全て、唯一の価値、残った最後の一掬いがこれだ。私そのものだ。知らぬが故に、貴様は私の敵ということか？｣
｢……寝てない。寝てないから、寝かすな。一分一秒が惜しいんだ。最後に寝たのは？………2日前？ん？2時間前かな……どっちだったか……。｣
｢貴方も落ちてきたんですね？……結構。話が早くて助かります。｣
｢特大火力のおかわりだ！すなわち燃え尽き掻き消えるがいい！ハーーーッッハハハハハッ！！全焼だ！！景気がいいな！！｣
｢何がしたい？言ってみたまえ。｣
｢仕事しないと、仕事、仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事……。｣
｢大丈夫、もうどこにも行かないよ。｣

【名前】如月 美歩(きさらぎ みほ)
【年齢】16
【性別】女
【所属】無所属
【容姿】身長156cmの金髪蒼眼の女性。腰まで伸びた後髪を束ね、前髪と横髪をふらりと広げている。黒い修道女服を身に纏い、手には黒いロンググローブをつけ、ニーハイソックスの上にジッパーニーハイブーツを履いている。
修道女服を除けば動き回る上で体を保護するようなファッションを選択している。背中に十字架状の巨大な釘打ち器を背負っており、搭載された大釘から繋がれている鎖で体に巻き付け固定している。
【性格】清廉で穏やかな少女、なのだが、そう形容するには少し思い切りが強すぎる機雷がある。日常では自身が住まう教会で修道女としての仕事をしっかりとこなすが、裏では教会の運営の為の資金調達として所謂怪異ハンターのような事をしている。彼女は教会の重役ではないし特別なポジションにいるわけではないが、自身を受け入れてくれた教会の人達の為に何かしら手助けをしたい、それだけの為に戦いの地へ赴いている。拾われた際は随分よくしてもらったようで、自然とお嬢様言葉で会話をしてくる。決して血気盛んなバーサーカーというわけではない。
もはや自分ですら忘れてしまっているが、ある時に戦闘中の地獄の炎と遭遇し、魅了されている。死ぬときは地獄の炎によって浄化されたいという破滅願望を抱く程。具体的な理由は一切不明だが、キリストにおける浄化の炎として認識しているのかもしれない。
【得物】怪異救済用十字架型杭打ち装置「ジャッジクロス」:背中に背負う巨大な杭打ち器。これを鈍器として振り回しながら戦い、切り札や止めとして杭を打つ。大がかりな装置だが魔道具ではない。提供はメフィスト。
【過去】過去の災害で家を失い、金銭的な理由で崩壊した家族によって教会に保護された。その後は修道女として活動し、何処かのタイミングで地獄の炎と遭遇し、心酔している。
【SV】「御機嫌よう皆様！私は如月。神に仕える怪異ハンターですわ！」「あら、怪異ってこんなに優しい方もいらっしゃるのね。困りましたわ。お仕事もあるので戦わないとなのです…。」「人はその命を全うする時、浄化され神の元へ戻ります。私もいずれは…でも、その時は是非、あの地獄の炎様に浄化されたいのです！あの方こそ、私を、神の元へ導いてくれる天使様に違いありませんもの！」
【その他】怪異ハンターという存在があるかはともかくとして、如月は個人から依頼される形で報酬を獲得している。仕事帰りには必ず、あつあつのコロッケを頬張って帰るのが楽しみらしい。

【名前】黒天 波瑠(くろぞら はる)
【年齢】14
【性別】男
【所属】不幸者/無所属

【容姿】
163cm48kg、黒髪黒目、標準体型の一見一般的な中学生の風貌。
長い前髪で隠れた目は自信のなさそうな垂れ目で、体格に特筆すべき点はなく色白。
青いTシャツに黒い長ズボン、白いスニーカー、黒いパーカーの上着を着ているが丈が長く萌え袖になっていて、時々袖を捲るがすぐにずり落ちてくる。
黒のボディバッグを肩にかけている。見た目より大容量。

【性格】
温厚で良識があり、嘘や駆け引きの苦手な純朴な少年。
性根は善良で明るく穏やかだが時々控えめになることがあり、自己主張は苦手。
正義感が強く、誰とでも仲良くしたい優しさの持ち主で、それ故に流されやすく優柔不断。
迷った時は周りに合わせてしまう大人びた気弱さが欠点だが、1人の時は思春期の男子らしい平凡な感性を見せる。かっこいいものが好き。

年相応の無謀さややんちゃな行動とは無縁で、落ち着きがあり知性的、どちらかというと休み時間に教室で本を読んでいるタイプ。
規範意識も高く、言われたことを素直に守る真面目さがあり、悪意に晒されたりトラブルに巻き込まれたりすることは苦手。

顔には出ないが超がつくほど臆病であり、常に何かに怯えている。
自己主張をせず流されてしまいやすいのも人に嫌われるのが怖いから、感情で行動を起こさないのも失敗することを恐れているから。
特に死に対して格別の恐怖心を抱いており、何の脅威もない安全な状況下にあっても常に死を恐れている。
しかしネガティブなのも悪いことばかりではなく、常に最悪を想定して生活しているために並大抵のことでは動じない精神キャパシティを持つ。


【得物】
『スモークグレネード』
ピンを抜くと煙を発生させる発煙筒。特筆すべき点はない。

『火炎瓶』
着火するとテルミット反応を起こし、アルコールに引火して炎上する火炎瓶。火事に注意。

『強酸・強塩基水溶液』
各種強酸、強塩基の水溶液を試験管に入れて持ち歩いている。
武器として使用する。

『救急箱』
何故か応急処置キットを携帯しており、しかも中身の扱いに慣れている。

【魔道具】
救いなどない絶望の世界に、無力な少年は魔法を夢見た。
いずれ至る瑠璃色に未だ知らぬ友の名を重ねて、今日という思い出からの自由を叫べ！


『目に見えないからこそ価値のあるもの(ジ・インビジブル)』

空き瓶。

それ以外に形容しようのない空の透明ガラス容器。容積は500mL、片手で持てるサイズで蓋はない。

波瑠自身はいつからこれを持ち歩いているのか覚えていないが、非常に強い思い入れがあり、またその思い入れがこのただの空き瓶を魔道具たらしめている。
たとえ破壊されようとも、自動的に再生し持ち主の元に戻る。

魔道具としての効果は『未来の自分の力を引き出して操る』こと。
波瑠の場合は『無尽蔵の水を生成し操作する』。
空き瓶の内側からどこからともなく水が発生し、放出して自在に操ることができる。
この方法によって生じた水は魔力に類するものによって生成された魔法の水であり、通常の物理法則とは異なる魔法の法則に従う。

この魔道具の本体はガラス瓶ではなくその内部に存在する"空洞"であり、持ち主がそこに抱く特別な思い入れが魔道具を構成する構造の一部となることで空洞が時空を引き裂いて未来に繋がっている。
故に、持ち主が抱く思い入れが失われる時、この魔道具はただの空き瓶に戻り、その力は失われる。

基本的に、この魔道具の効果によって扱うことができるのは『未来の力の一部だけ』に限られる。
これは魔道具の効果に制限があるためではなく、すべての力を手に入れてしまうことは即ち少年が大人になることであり、ただの空き瓶に思い入れを抱くことなどできなくなってしまうからである。
少年が青年に成長する時、憧れは現実になり、思い出は薄れ、過去と決別する。

ちなみに、普通の容器としても問題なく使用できる。効果によって発生する様々な物質が中身と干渉することもない。

【過去】
こことは異なる東京からやってきた10月19日産まれの少年。だからある意味旧都民で、それと同時に異世界人でもある。
幼少期の彼は発育が遅いことが原因でいじめられており、家にも学校にも居場所が無かった。
それでも時は流れ、人並みより貧しく、遅れて成長した少年は賢さを身に付け、孤独から身を守る盾とした。

人並みを学び、人並みを演じ、人間のように恋をした。
その日常には何の非凡もなく、残酷なまでに平穏で退屈な世界。
普通という名の刃、当たり前という名の弾丸が誰もを傷つけ、緩やかに眠りへ誘う。
そんな中にあって、少年の日常は唐突に終わりを告げた。
ある日の午後、波瑠は偶然通りかかった道で好きな女の子とすれ違って……彼女が刃物を持った男に追いかけられているところを目撃した。
それで……



……？



彼は旧都民である。
命懸けという非日常、怪異という脅威に日々怯えながら立ち向かい続けた。
だけどその日々は浅く短くて、ただの少年に過ぎない彼には困難な戦いで、MADの仲間には……



…………？



彼はパラレルである。
意識は混濁する。
数年前に、通り魔に刺されて命を落とした哀れな少年の影である。
300年とその後に、最高の仲間たちと輝かしい冒険を繰り広げる勇敢な少年の亡霊である。
15億と数千年の彼方に、神をも恐れぬ偉大な大魔法使いへと成長を遂げる小さな自由の可能性である。
そんな平凡な少年の、あり得たかもしれない物語。

【備考】
身体能力はお世辞にも高いとは言えず、武器の扱いも素人。加えて生まれつき心臓の機能が弱く、長時間の運動で疲れやすい。
代わりに年齢に見合わない高い知能を有し、性格も捻くれていないため何かにつけて色々な豆知識を披露してくれる。
ピアノが弾ける。絵は苦手。青色が好き。

魔道具の扱いに限っては極めて練度が高く、まだ肉体的に成熟しきっていない彼の戦闘力はほぼ100%がその知能を活かした特殊な武装と汎用性の高い魔道具に支えられている。


【SV】
「僕は波瑠、仲良くしてくれると……嬉しいな」
「怖いよ、痛いのも苦しいのも、死ぬのも怖くて、想像したくないのにやめられなくて…………でももっとずっと怖いことがあるから、僕は戦う」
「僕もね、誰かのヒーローに、なりたかったんだ」

【名前】
皐月 神救(サツキ シンク)



【年齢】
14歳



【性別】
女性



【所属】
スカベンジャー...不幸者・無所属



【容姿】
さらさらとした綺麗な黒髪ロングの持ち主。横髪も長く伸ばしている。
右眼が赤色、左眼が灰色のオッドアイ。僅かなハイライトが浮かんでいる。
頬に赤色の模様が刻まれている様に見える。此れは火傷の痕であり、彼女はこの事に余り触れてほしく無いようだ。
基本的には無表情、無表情以外だとしても暗い表情を浮かべている場合が殆ど。
庇護欲を掻き立てられる幼い顔立ちをしている...まあ子供だから当たり前なのだけど。童顔なのに、無表情なので若干異質に感じられる場合もある。
軍服の様な服の上に、黒と金色のこれまた何かの制服の様なものを羽織っている。上着の内側に黒いマントを着けている。
略帽(パイロットや駅長さんが被ってるやつ)を被っている。
身長は148cm程。



【性格】
余り喋らず、無愛想に感じるが、本当は心優しい。ボクっ娘。
困っている人が居たら直ぐに助けているが、余りにも愛想が無いため、近寄り難く感じている人も多い。事件を解決したり、犯罪者を捕まえたりした時、警察側の事情聴取に全く答えないため、疑われることも多い。苦労している筈だが、そんな様子は全く無い。
怪異に対しても、人に害を為さなければ、敵対することは無い。といっても、何時も通り愛想が無いので、端から見たら警戒しているようにも見える。
気遣いができなさそうだが、気遣う時には気遣える人物。
まだ幼い筈だが、頭脳明晰で冷静沈着。
優しいが不器用。...しかし、彼女は何処か闇を抱えているようだ。



【得物】
・魔道具:『焔煌剣スヴァローグ』
・身体に埋め込んだ爆発力がとんでもなく高い爆薬とそのスイッチ
・上着の裏側に潜ませた尖ったビー玉(一つの成りで使えるのは最大10個)
・己の拳



【魔道具】
・『焔煌剣スヴァローグ』
＿彼女の魔道具にして最大の武器。

《性能・弱点》
赤色の紋章が刻まれた漆黒の剣。
峰には金色に輝く輝石が埋め込まれている。
鋭く剣としての性能も高い。火を喰らうことで、剣身が再生するので、耐久性も非常に高く、破壊するには苦労が必要。

この魔道具の権能はシンプル。『炎を創り操る』である。
単純で弱いようにも感じられるが、非常に強い魔道具である。
この能力で創った炎は以下の特性を帯びさせることができる。
・創造主の意思で操作が可能。
・創造主の意思で温度の調整が可能。但し余りにも高熱にすることはできない。
・創造主の意思で0.1秒で消火が可能
・少量の酸素で完全燃焼
・普段は„定常燃焼“だが„爆発燃焼(非定常燃焼)“„蒸発燃焼”に燃え方を切り替えられる。個体を燃やす時は„分解燃焼“„蒸発燃焼“„表面燃焼“に切り替えられる。

そして『焔煌剣スヴァローグ』の所有者には、炎に対する耐性が与えられる。

此の魔道具の弱点は
・魔道具自体が剥き出しなため、奪われる危険性がある。
・所持する前に受けた火傷を治すことは不可能。
・空気が存在しない宇宙空間などでは使用できない。
・炎に対しては悪魔でも『耐性』しか与えられない。

《聖炎輝皇祭(ヘスティアー)》
『焔煌剣スヴァローグ』の隠された力。詳細は不明。



【過去】
＿ごめんなさい...ごめんなさい....ｯ...!母様ｯ..父様....ボクを赦して......ｯ
詳細は不明。



【SV:皐月 神救】
一人称:ボク
二人称:キミ　お兄さん・お姉さん(歳上に対して)
三人称:あの人

「ボク...？別に聞く必要無いと思うけど。......はぁ...皐月神救。其がボクの名前」

「....何？」

「...はやくついて来て」

「.....痛い」

「逃げて。今なら間に合う」

「ボクは誰にも失わせない」



【その他・備考】
『誰にも失わせない』を行動原理とし、東京を中心とした日本各地で救済活動を行っている、謎が多い不器用な少女。
一応犯罪は起こしていない。だが魔道具を所持し、手放さないため、政府とは良くも悪くも協力することはできていない。
並々ならぬ過去があるようだが.......？

【名前】
紀伊乃　こはく(きいの　こはく)

【年齢】18

【性別】女

【所属】対策委員会　機動部隊所属→M.A.D.(スカウト)

【容姿】
身長160cm
コハク色の髪。外はねショートボブ。横髪は後ろ髪よりやや長め。前髪は目の上くらいで薄めのぱっつん。レイヤーがあり、前髪の端っこは外にはねてる。全体的にややクセがあるため、ふわふわとしている。髪の毛が細いため、陽の光に当たるとキラキラと透けて見える。

色白で整った顔立ち。まつ毛は長く、丸い純粋そうな藍色の目。口はややアヒル口。

普段は裾や襟にレースがあしらわれた襟が大きく後ろがセーラー襟のようになっているシャツ、水色のオーバーサイズの可愛らしい上着、白のショートパンツ。

外出用で数着服を持っているため、ロルで必要であれば記入。
手には血豆ができているため、隠すために両手に包帯を巻いている。
武器である薙刀を常に持ち歩いており、黒い袋に入れて肩にかけている。

【性格】
一人称:わたし
二人称:(年上や上司)さん　(友達、年下、自分が大切だと思っている人)下の名前呼び+くん、ちゃん

明るく正直者で温厚。全ての人は話せばわかると思っている。
白黒思考だったが、色々な経験をして前よりはよくなった模様。
正義感が人一倍強く、「誰かのヒーローになりたい」と考えているため、困っている人を見ると後先考えずに行動しちゃうお人好し。基本誰とでも打ち解ける事ができ、常に笑顔を絶やさない。自分の中の「許せない事」に触れられなければ滅多に怒る事はない。喜怒哀楽がはっきりとしており、顔に出やすい。嘘をつく時は目が泳いだり挙動不審になる。
1人で抱え込みやすく、大事な事は余程のことではない限り吐き出せない。
感覚でコツを掴むのが得意で、運動のことであれば見様見真似で大体のことはできる。
かなりの怪力。男性2人なら余裕で持てる


好きなもの:ごはん、優しい人、仲間
苦手なもの:水が張られた浴槽やプール、暗い場所
特技:武道、書道

【得物】
古い薙刀。
刀身は一般的なものより大きく長く、女性が扱うには難しい見た目をしている。持ち手の先には打撲によるダメージを増やすために重りのようなものがついている。祖父の家にあったものを譲り受けた。
ペン
応急処置キット
スマホ

【魔道具・能力】
『限りなく透明に近いブルー』
文庫本くらいの大きさのメモ付箋。表紙には「限りなく透明に近いブルー」と書かれているが、中身は白紙のメモ付箋。「限りなく透明に近いブルー」と書いて対象物に貼ると名前の
通り対象物を“限りなく”透明にすることができる。家や壁など広く大きいものには効果がない。最大で4つのものや人(自分含む)を透明化できる
付箋が剥がれたり汚れたり破れたりすると効果が消える。貼られた人は自分で剥がす事が可能。人を透明化した場合、持っているものも一緒に透明になる。手元から離れると解除される。
こはくは怪異に襲われてる市民に貼り付け逃す事に使っている。貼る枚数によって効果が変わる

1枚_対象のものに貼ると『ないのにある』限りなく透明になる
2枚_対象のものに貼ると『あるのにない』姿は見えるが攻撃を1度だけすり抜ける事ができる。
1度に使用できるのは1人まで。
透明なものに1枚貼ると？_無くなる。すり抜けることができる。剥がすと元に戻る
デメリット
完全な透明化ではなく、限りなく透明な青色に見せるだけなので所詮は付け焼き刃。薄暗い場所、夜などに使えばほぼ見えなくなるが、明るい場所で使うと目が良い人には幽霊に見えてしまう。
【過去】
『もっと強くならなきゃ』

【SV】
「紀伊乃こはくです！みなさんのお役に立てれるようにがんばります！」
「えーっと、メガ盛り定食ください！」
「どんな人だろうと傷つける人はゆるしません！」
【その他】
成人男性の倍の量の食事を摂る。奢る時は気をつけよう！
魔道具はレイド後本部が混乱状態だったため、忘れてそのまま私物化してしまった模様。
クローゼットには血がついたブラウスがある

【名前】胡蝶 穂花(ｺﾁｮｳ ﾎﾉｶ)

【年齢】34歳

【性別】女

【所属】M.A.D

【容姿】少しタレ目で大人しそうな顔立ちをしている。茶髪、前髪は目に掛かるほどの長さ。髪型はボブロング。瞳の色はオッドアイで、左の瞳は青、右の瞳は赤色。口元にほくろあり。また、紺色の蝶の髪飾りを付けている。服装は黒のタートルネックの上に裾が太腿辺りの白のパーカーコートを着ており、下は黒いサルエルパンツで、靴は黒いスニーカーを履いている。身長は185cm、体重は49kgと少し細めだが、その肉体は意外としっかりしており、鍛えられている。また、胸はDぐらいだけどサラシで巻いて小さく見せている。

【性格】物静かな感じで、丁寧な話し方をする。一言も、誰にもタメ語を使ったことがないぐらい。しかしめちゃくちゃ対応が冷たく、誰に対しても冷酷。温もりのぬの字もないぐらい身体も言葉も冷たい。おまけに無表情。一応人と会話する程度の気力はあるらしいが、それよりも怪異を倒したいという気力の方が高すぎて、どちらかと言えば会話に受け身寄りだったりする。しかし怪異を倒すと同時に怪異に襲われる人たちや怪異によって辛い思いをしている人達を助けてあげたい、という思いを持っていることから、人に対する優しい心を持っていることは明白である。

あまり親しい人として関係を持つことは前向きではない。何故ならば、それで失った時のショックが大きいから。例えそれが強かろうが弱かろうが関係なく。内心はとてもその者達のことは大切に思っているのだが、あまりに感情がそちらに傾き過ぎると、失った時の衝撃が酷く、それで一度病んだから。だから、怪異を倒すということに注力を置いて、そして本当に護りたい人たちを影から守っているんだとか。

そんな少し堅物な彼女であるが、実は美しく綺麗な物には目が離せない。その為、服屋に行く時も綺麗で尚且つ清楚な服装を衝動買いしては、一人でファッションショーを良くしたりしている。しかも毎日。とんでもないぐらいに美が好き。綺麗な女性を見つけた時も、少し視線が釘付けになってしまうぐらい。また、かなりの綺麗好きであり、そこでも美を現してくるかのように、例えば個室とかをめちゃくちゃ綺麗で尚且つ美しい状態に一日の終わりにはしておかないと落ち着かない。

戦闘においては自分があまり不利になるような状況はなるべく避けるようにして事を進める。怪我なく勝利をすればそのまま戦闘を行うことが出来るからである。その為、よく搦手を使って慎重に戦ったりする時もあるし、速戦即決として即座に畳み掛けるなんてこともある。また、戦っている時の彼女の表情は正に能面であり、何を考えているのかも分からないし何を行動に示すのかも読めない程。目の奥を見ても掴みきれないぐらいである。それでも彼女は二手三手先の行動を様々なパターンから予測しその上を行く対策を練っているぐらいの実力者である。

また、彼女自身は無意識だけれど、女性がやられて堕ちてしまいそうなことを平気でやってのけてしまう。だが彼女自身、産まれてから本気で好きになった人がおらず、また出来るとしてもきっと自分よりも強く、この世の誰よりも美しく綺麗な方だろうと考えている。また、やられて堕ちてしまうことをやることは平気とやるが、やられると彼女も勿論感情がぐらついてドキドキさせるぐらいには弱い。というよりやるのは無自覚無意識、やられると乙女になる。

一人称：私
二人称：○○、貴方
三人称：○○達、貴方達

好きな物　綺麗なもの、美しいもの、羊羹などの和菓子
嫌いな物　汚いもの、洋菓子

【得物】
・『名刀 黒顎砕』漆黒の刃を持つ85cmの刃渡りを持つ刀。斬れ味は黒曜石をすらりと斬れるほどで、尚且つ業物ともされる。
・『黒破』漆黒の刃を持つ刃渡り40cmの忍者刀。斬れ味は骨をも断つほど。
・苦無
・ダイナマイト
・十手
・ベレッタM9

基本的には高い実力を持つ白兵戦に持ち込む。ただ刀を振るうだけでなく蹴りや手刀等の技術も相当鍛えられている。また、刀を振るう際に本気で振ると空気が爆ぜてしまうほどの音と共に斬る為、一撃一撃が相当重いとされる。

【魔道具・能力】
・『調伏の胡蝶』
蝶の髪飾りが魔道具となっている物。魔道具を使用する際、複数の式神をいずれか一体顕現させる。すると髪飾りが紫色の鱗粉となって、形を成す。それぞれの式神には様々な特性を持っている。また、式神が破壊されればその戦闘では出せなくなる。式神の破壊の仕方は至って簡単。普通に殺せばいいだけ。
　・『虎狼』上半身が狼、下半身が虎の異形の式神。外見は目と牙を剥いた凶暴な顔つきで、背中の毛が荒々しく逆立っている。背中側の毛が黄色く、腹側の毛が白い。また、豹柄。体長約200cm。二足歩行と四足歩行を使い分けており、後足で立ち上がって前足の爪で攻撃する。その脚の速さは正に虎というよりチーター並の速さであり、爪の斬れ味も高い硬度を持つダイヤモンドを削るぐらいの力を持つ。攻守走どれらも大幅に長けている。使用範囲は7m。
　・『巨鳥』翼が四つある大きな鳥の式神。人一人を持ち上げ、尚且つ超高速で長時間長距離移動することが出来る。また、口から着弾即爆破する火球を吐き出すことが可能。更には透明化することで奇襲を仕掛けることが出来る他、使用範囲が100mと広く、尚且つ視界も共有することが出来る為、偵察として使うことも出来る。
　・『蝶兎』蝶の羽を背中に生やした兎形をした真っ白な人間の式神。身長は大体150cm。1d30で出すことが可能。身体能力は訓練された人間レベルだが、跳躍力だけは高く、ビルの15階まで飛べるほど。また、攻撃力はほぼない代わりに数を使って陽動や目晦まし、攪乱を行うことができる。また、蝶の羽を羽ばたいた際に鱗粉を撒き散らす。それに掛かった者は非常に強い疲労感、嫌悪感、吐き気、倦怠感、動悸、気絶のどれかを与える。これらを取り払うには全身に水を掛けて落とすこと。使用範囲は19m。

【過去】怪異に家族も友達も皆殺された。だから、怪異を滅する。大事な人達を失ってしまえば、その辛さは倍となってしんどくさせ、下手をすれば心を病んでしまうことだってある。だから、人と仲良くするのは避けた。親しい関係を持つことは、嫌だった。失った時のショックがまた出てくると思うと、嫌だったからだ。そうして彼女は、ただ怪異を滅するだけの人間となった。頑張って強くなって、この世から怪異を滅ぼせれば、また平和に暮らせる。そう信じ続けて、今も戦う。…果たしてそんな未来が来てくれるのかはさておきとして。でも、そんな傍ら…ただ怪異を滅ぼしていながら親しき仲を持ってくれる人が、私の前に居てくれたら、と願うこともあるんだとか。

【SV】
｢私は…胡蝶 穂花。…あなたは…そう、よろしくね。｣
｢あらそう。それは残念な事ね。…で、それを話して私に何かメリットでも？｣
｢あ、これ綺麗…可愛い。買おうかな。…うん、買っちゃお…。｣
｢あら、大丈夫？…ん？あぁ、平気。それよりも、貴方の綺麗なお洋服を汚すことが嫌なの。だから、気にしないで。｣